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Airbus 300
1960年代にヨーロッパの航空機メーカーが協同で中・短距離の大型ジェット旅客機を開発するという動きが高まり、1970年12月にエアバス・インダストリーが設立された。
A300は、300席級の旅客機を意味し、その後続けて開発されるエアバス・シリーズの最初の機種となる。
開発開始は1969年5月で1972年10月28日に初号機のA300B1が初飛行に成功した。
初期型のB1は2機しか製造されなかったが、離陸重量を引き上げて胴体を若干延長したB2、さらに離陸重量を増加したB4が標準タイプとなった。
そしてA310と同様のグラスコクピットを採用した600型/600R型に発展したが、2007年7月12日を以って生産ラインを閉じた。
A300B2/B4 |
エアバス・インダストリーが初めて世に送り出したのがA300である。
ヨーロッパ主要都市を結ぶ経済的な大型旅客機として当初は300席級を予定していたが、のちに250席クラスに変更された。
エアバスのワイドボディ機に使用される胴体フレームはこのA300が基本である。 |
A300-600R |
A310開発後、実用化した技術を盛り込み、より経済性に優れたA300を作るにとにした。
可能な限りA310と共通性をもたせ開発コストを抑制させた。
コックピット乗員の操縦資格もA310と共通化し、乗員2名で運航される。 |
主要緒元 |
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A300B2/B4 |
A300-600R |
規格 |
規格 |
日本エアシステム
(国内線) |
日本エアシステム
(国際線) |
全長 |
53.62m |
54.10m |
54.1m |
54.1m |
全幅 |
44.84m |
44.84m |
44.8m |
44.8m |
全高 |
16.53m |
16.5m |
16.5m |
16.5m |
胴体直径 |
5.64m |
5.64m |
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主翼面積 |
260m2 |
260m2 |
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最大離陸重量 |
137.9t |
171.4t |
144.1t |
171.7t |
最大着陸重量 |
157.5t |
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140.0t |
140.0t |
巡航速度 |
875km/h |
Mach 0.82 |
848km/h |
848km/h |
最大運航高度 |
10,675m |
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航続距離 |
4,910km |
7,500km |
3,890km |
6,760km |
標準座席数 |
269席 |
266〜361席 |
292席 |
245席 |
価格 |
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106億2,600万円〜123億2,000万円 |
乗員 |
3名 |
2名 |
ローンチ |
1969年5月 |
1980年12月 |
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初飛行 |
1972年10月28日
(A300B1) |
1983年7月 |
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価格はエアバスが発表しているリストプライスに基づき為替レート
($1=110円)にて換算
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