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Boeing 747LCF B787のパーツを運搬するための専用貨物機
B787のパーツは日本の重工業各社も参加しているので、B747LCFはセントレアに飛来する。 (セントレアへの初飛来は2007年1月10日) LCFはLarge Cargo Freighterの略で日本語では大型貨物輸送機である。 ドリームリフターは、日本やイタリアなど世界各地で製造されたB787のコンポーネントを運ぶために特別に作られた貨物専用機で、エアバスでいえばA300-600STベルーガに相当する。 ただし、エアバスのベルーガは新造機として作られたのに対し、ドリームリフターは中古の旅客機(B747-400)を改造して作られている。 スペック的にはB747-400よりも自重は大きく、一方で最大離陸重量は小さくなっておりペイロードはむしろ小さい。 だが旅客機のコンポーネントは大きさの割に軽く作られているので重量的には問題ない。 むしろB747LCFに必要だったのは主翼や胴体などをできるだけ分解しないで運べる巨大な貨物室で、主貨物室の容積はB747-400Fの二倍にも達する。 4機が改造されて日本の中部国際空港(セントレア)にもしばしば姿を見せているがB787の製造が本格化すれば、ますます目にする機会は増えると期待できる。
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