スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 D51 488

和鋼博物館
島根県 安来市 安来町 1058
北緯35度26分05秒 東経133度15分11秒
2017年


蒸気機関車が米子鉄道管理局管内で初めて運転されたのは、明治35年11月1日、境港-御来屋である。

その後、昭和32年頃に蒸気機関車は全盛期を迎えた。

しかし、鉄道の電力化が進むにつれ、徐々に減少し、昭和49年11月30日、山陰本線での運転を最後に、ついに本州からその雄姿を消した。

日本の近年の象徴であるとともに、経済発展の向上に貢献した蒸気機関車の約1世紀にわたる長い歴史も、その幕を閉じた。

展示されている車両は、昭和50年1月15日、本州最後の「さよならSL列車・石州号」として米子-益田を走行した時の先頭機関車である。

平成5年4月、和鋼博物館の開館を記念して米子駅前から移転された。


主要諸元
全長 20m
高さ 4m
重さ 9t
総走行距離 2,286,035km


略歴
昭和15年 3月30日 国鉄郡山工場(福島県)において製造
福島機関区(福島県)に配属
昭和36年 4月30日 長島機関区(宮崎県)に配属
昭和36年 8月31日 熊本機関区(熊本県)に配属
昭和40年10月28日 新見機関区(岡山県)に配属
昭和44年 4月 1日 浜田機関区(島根県)に配属
昭和49年 6月 鳥取県米子市後藤工場において最後の検査、修繕
昭和50年 4月30日 廃車


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