滝川市郷土館 北海道 滝川市 新町 北緯43度33分06秒 東経141度55分00秒 |
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我が国に最初の鉄道が開通したのは明治5年新橋〜横浜 29.1kmであった。 北海道では、これより8年後の明治13年に手宮(小樽市内)〜札幌 35.2kmが開拓使によって誕生した。 空知地方では、明治15年に札幌から幌内(三笠市内)に延長、そして北海道炭鉱鉄道に受けつがれ、明治25年には空知川左岸に空知太駅が設けられ、開拓者たちが陸続として、この駅に降り立ち奥地への道を急いだ。 その後、官設鉄道により鉄路は更に北へ延長されることになり、明治31年5月滝川機関車、同年7月空知太〜旭川 開業により滝川、江部乙の両駅が設置された。 これらの鉄道は、明治40年になって国有に一本化されたが、大正2年11月滝川駅を分岐点とする下富良野線(根室本線)が開業されるにおよび、滝川は交通の要衛という不動の地位を確保した。 黒煙を空になびかせて原始林を縫い豊かな田園をばく進し、市街地をゆるがせた汽車、真暗な闇の中を長く細く尾を引く汽笛の余韻、遠く美しく流れる夜汽車の窓明かりの連なり、どれ一つにもそこに詩情を漂わせていた。 その先頭で力強く牽引した蒸気機関車が、ここで安息の日々を送っている。 |
主要諸元 |
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製造年月日 | 昭和14年10月19日 | |
製造所 | 川崎車輛 | |
機関車の規格 | 全長 | 19.500m |
全幅 | 2.936m | |
高さ | 3.980m | |
重量 | 運転整備 | 125トン |
空車 | 90トン | |
動輪の直径 | 1,400mm | |
水槽量 | 20トン | |
積載燃料重量(石炭) | 8.1トン | |
最大指示馬力 | 1,565馬力 | |
最高運転速度 | 時速85km | |
配置箇所 | 昭和14年11月 3日 | 秋田機関区 |
昭和18年 9月27日 | 坂町機関区 | |
昭和19年 9月26日 | 大館機関区 | |
昭和21年 5月 3日 | 吹田機関区 | |
昭和30年 9月 7日 | 倶知安機関区 | |
昭和36年 9月29日 | 滝川機関区 | |
北海道内運転路線 | 函館本線 | |
根室本線 | ||
室蘭本線 | ||
最終運転 | 昭和50年11月25日 | 赤平〜滝川 |
総走行距離 | 2,190,257km |