時鐘(じしょう=タイムベル)は、その艦が就役している間、昼夜を問わず30分毎に当直の時鐘番兵(じしょうばんぺい)が鐘を鳴らして艦内に時刻を告げるもので、その艦のシンボルともいえるものであった。 鐘を鳴らす回数は、0:30の1点鐘にはじまり、1:00は2点鐘、1:30は3点鐘と続き、8点鐘で1巡する。 2巡目は4:30の1点鐘に始まり、1日で6巡する。 鐘の打ち方にも独特の流儀があり、1点鐘の「カン」以外は、2連区切りというのが慣わしだった。 例えば、3点鐘は「カンカン カン」、4点鐘は「カンカン カンカン」と打っていた。 |
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