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■行程
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1040；広島空港　　1230；機材撤収

　0455　　　　起床
　0535　　　　出撃
　0710　　　　羽田空港到着

　　　搭乗便　　；日本航空1603便、定刻；羽田（0815）→広島（0940）
　　　機材　　　；MD-90、レジ；JA8070
　　　搭乗ゲート；90（バスにて搭乗）、座席；15K

　　　0825　　　　プッシュバック
　　　0829　　　　タキシング開始
　　　0842　　　　離陸準備完了
　　　0843　　　　羽田空港 RW34Rより離陸
　　　0945〜1010　広島空港の視界不良につき上空待機
　　　1021　　　　広島空港 RW10へ着陸
　　　1024　　　　広島空港スポット2番に到着

　1040〜1230　広島空港展望デッキ
　1230〜1305　昼食
　1305　　　　広島空港撤収
　1430〜1645　広島市内観光
　　　　　　　（原爆ドーム、広島平和記念資料館、子供科学館前、広島城）
　1715　　　　広島インテリジェントホテル 到着
　1715〜1840　小休止と荷物整理とデータ整理
　1840〜1930　夕飯と水分調達の旅
　1930　　　　全日程終了


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■コンディション
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天候；濃霧
1045　視程；600m、気温；10℃、風速；3kt（1.5m/s）、風向；150（南南東）
使用滑走路；1040〜1230　RW10


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■収穫
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バンコクエアウェイズ　A320-200　HS-PGW（サムイ号）


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■広島空港展望デッキ
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入場料　；大人 100円
環境　　；ベンチあり、トイレあり、一部屋根あり
　　　　　自動販売機あり、喫煙スペースなし
　　　　　柵はあるが低いので撮影に支障なし
撮影条件；終日逆光


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■出撃後記
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久しぶりの飛行機搭乗
飛行機って、何度乗ってもお金持ちになったような錯覚を伴い気分が良い。

朝、西方面に向かう場合には進行方向右側の窓席を希望している。
これは無駄に眩しい朝日を避けたいだけで他意はない。

まあ、そんなことはトモカクとして、本日の搭乗機はMD-90で指定席は「15K」
偶然にもクラスJと一般庶民席の境目であった。

クラスJとは1,000円余分に払うとユッタリとした席に座れるお金持ちの専用席
「お金持ちって、どの様な顔をしているだろう？」

横目で覗き込んだが、まあ大した顔ではないですな。

「1,000円ポッチ余分に払える財力があるからと言って偉そうにするんじゃな
いよ！」
貧乏人代表として、睨みつけておきました。

なお、クラスJにすると特典は

1.座席が広い（クラスJは2列-2列、一般庶民は2列-3列）
2.飲み物の他にお菓子が付く（一般庶民は飲み物のみ）
3.前方の席に座れる

1,000円払えないので、ワタクシャ 一般庶民の席で充分だな。


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■エアポート雑記帳　；　濃霧からのプレゼント×３
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もしかしたら、広島って今回が初訪問なのかも知れない。
少なくとも、ここ25年は訪問していないことだけは確実の地。

もちろん、飛行機写真を始めてからは初訪問なのでとにかく楽しみで、建国記
念日を含む3連休に有給休暇を1日加えて3泊4日の日程とした。

ここでの小さな問題は、毎度登場のバカ上司
休暇申請の度にネチネチ煩い。

今回の言い訳は、「家庭の事情で明日は休みます。」と、出発前日（木曜日）
の午後7時半に打ち明けた。

「もっと早く言えないのか！？」
まあ、いつものように文句だけは言ってきたが、聞く耳持たずに即帰宅。

早めに申請しても、ネチネチ攻められる時間が長くなるだけ不毛だと判断して
直前に言っているのにネ。

どの道、手段を選ばずも休むんだから、そろそろ私の行動パターンを学習して
くれないと管理職としては失格だね。

このような小さな問題は、ほとんど気にすることなく羽田空港到着
行きなり耳に入ったアナウンスは「広島空港天候不良につき・・・」

オイオイ、またかよぉ。

思い起こせば、熊本遠征（日帰り）の時も濃霧で着陸できなくて上空待機危な
く福岡空港に連れて行かれそうになった体験をしている。
（http://airport.world.coocan.jp/apd0062.html）

続いて「0800の天候調査の結果により出発時刻を決定します。」とのこと。
そして「広島空港に濃霧のため着陸できない場合には、福岡空港、伊丹空港へ
の目的地変更、または羽田空港へ引き返すこともありえます。」との条件付き
で、0843に離陸

巡航状態に入り機内放送「0900現在の広島空港は視程300ｍ」
天候には関係なく、機体は広島空港上空に到達したが予想通り着陸できるよう
な状況にはなく上空待機

私は居眠りをしていたが、暫くするとチャント着陸できた。

「なんだなんだ、大袈裟な。」
搭乗機の着陸時点では、それなりに視程は良かった。

小雨も降っていることだし、外周への展開は断念して展望デッキにスタンバイ

数分後に、今回の広島遠征メインディッシュであるバンコク航空がアプローチ
にコンタクト。

ナント幸運な！

全てが順調であれば、本日のバンコク航空は撮影できなかったのである。

即ち、我が搭乗機の着陸予定時刻は0940
バンコク航空の出発予定時刻も0940

これでは撮影できないので、「窓越しに見学できれば◎かな！？」って諦めて
いたが、濃霧の御陰でバンコク航空も何処かで待機していたらしく大幅遅刻

完璧な状況ではなかったが、バンコク航空は撮影完了
これが濃霧からのプレゼント其の壱

十分くらい経つと山の向こう側からモクモクと霧の固まりが流れてきて空港を
覆い尽くした。

見る見る内に滑走は見えなくなり、目の前に駐機している機体すら霞んでいる。

こんなに真っ白な空港を目の当たりにできるなんて初体験なので大感激！
これが濃霧からのプレゼント其の弐

この時、視程100ｍ
何にも見えないので、もはや撮影目的で粘っても無駄

ここで、日程変更
遠征時には天候不良に備えてオプションメニューを用意している。

今回の代替メニューは「広島市内観光」
速攻でリムジンバスに駆け込み広島市内へと移動

一度は見てみたかった原爆ドームとか広島平和記念資料館の見学、子供科学館
前にて蒸気機関車を撮影後に広島城まで足を延ばした。

2時間強の市内観光であったが想いは大きい。

ルール無用の戦争とは言え、市街地に原爆を投下するとは人道上許されるの
か？

あの時、この場所に居たら確実に死んでいたと思えば、同じ日本人として込み
上げてくるものがある。

本日、天候不良で時間に余裕ができ、原爆の惨劇を垣間見られたこと。
これが濃霧からのプレゼント其の参

原爆の地、広島だけでしか体験できない空気を吸えたことこそ最大の収穫だと
確信している。

エノラゲイの搭乗員およびアメリカ人にも広島平和記念資料館を見せてやりた
い。

これを見て何も感じなければ、人ではなく鬼である。


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■出撃経費　；　13,795円
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JR東日本（150円）、地元のバス（190円）、東京モノレール（470円）、広島空
港リムジンバス（1,180円）、広島電鉄（150円）、昼食（あなご丼；1,580円）
夕食（広島風お好み焼き；850円）、午後の紅茶スペシャルミルクティー（315円）
紅茶花伝（158円）、爽健美茶（208円）、一番搾り（400円）、広島平和記念館
入場料（50円）、広島城観覧料（360円）、土産（紅葉まんじゅうマーク付きの
マグカップ；790円）、発泡酒（844円）、コインロッカー2回分（広島空港、JR
広島駅；600円）、宿泊代（5,500円）、飛行機代（0円）