中町公園 北海道 上川郡 美瑛町 中町 3丁目 北緯43度35分25秒 東経142度28分06秒 |
2016年 | ||
車体は機関車と炭水車に分かれていて、重量は約70トンで水と石炭を積むと約90トンとなる。 長さは約16.8m、幅は約2.6m、高さは約3.8m、力は870馬力で客車は10輌、貨車では30輌貨物700トンを乗せて牽引することができた。 9600形は蒸気機関車の原型と言われ、力強く、運転しやすく雪にも強い優秀な性能で、国産車として最初から最後まで全国の鉄道を走り続けた。 展示されている車両は、55年3月の間走り続けたが、新進気鋭のDL、ELに後を譲り昭和50年6月に引退した。 危うく廃車解体となるところであったが、美瑛町の要請により昭和50年9月からこの公園で展示され、大雪の秀峰に見護られ続けている。 |
展示されている車両は、大正9年3月23日川崎造船所で製造され、昭和20年10月18日まで本州で活躍し、その後北海道函館機関区に配属になり、次いで昭和23年10月28日深川機関区に転属して、道内各線の旅客、貨物輸送に努め、最後に遠軽機関区に転じ遠軽構内で列車の入換機関車として活躍した。 |
主要諸元 |
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製造 | 大正 9年3月23日 |
廃車 | 昭和50年6月12日 |
製造所 | 川崎造船所 |
総走行距離 | 2,711,872km |