機関車 9628
| 富山城址公園 富山県 富山市 北緯36度41分39秒 東経137度12分43秒 |
２０１４年 |  |
 |
 |
 |
| 展示されている蒸気機関車は、1D1過熱テンダ機関車と呼ばれるものである。 1D過熱テンダ機関車は動輪上の重量をシリンダの直径の割合を大きくし動輪の直径を小さくしてあり、馬力は約１,０００と大きく、その反面、速度が低い。 水と石炭を別に搭載した炭水車をもっているので、長距離運転に適した貨物列車用となっている。 ９６２８号車は大正３年１０月２７日に川崎造船所兵庫工場で製作され、貨物列車牽引用として当時国産機関車のホープとして登場し、重要視されていた。 ９６２８号車の総走行距離は約２４,６５４,２４７kmに達する。 同型車である９６００形式は大正３年から大正１３年の間に７００両余り製作され、中には中国や満州でも活躍した車両もある。 |
主要緒元 |
||
| 全長 | １６.５６３ｍ | |
| 重量 | ９４.８５ｔ | |
| 動輪上重量 | ５２.７３ｔ | |
| 機関車重量 | ６０.３５ｔ | |
| 石炭積載量 | ６ｔ | |
| 水槽容量 | １０ｍ3 | |
| シリンダ | 直径 | ５０８mm |
| 行程 | ６１０mm | |
| 製造 | 昭和 ９年８月 | |
| 廃車 | 昭和４５年８月６日 | |
トップへ 戻る