御立公園 兵庫県 姫路市 御立 北緯34度51分50秒 東経134度39分35秒 |
2018年 | |||
展示されている車両は、昭和12年6月に川崎重工兵庫工場で製造された。 京都の梅小路機関区に配置され、東海道本線の旅客列車を牽引し、昭和17年には姫路機関区に転属し、山陽本線で活躍した。 その後、金沢、福知山、宮原、豊岡と配置機関区は変わったが、北陸本線、福知山線、山陰本線、播但線を走り続け、昭和49年7月、浜田機関区を最後に37年間の現役生活を終え引退した。 特に北陸本線時代には、昭和天皇皇后両陛下の御召列車を、またSL時代末期には数々のイベント列車を牽引した栄光の機関車である。 山陽本線、播但線でも活躍し、播州地方にも縁が深かったことから、引退後、姫路市が国鉄から借り受けることになった。 御立公園の整備にあわせて昭和50年1月から保存展示されており、以後、有志のSL保存会を中心に清掃、整備が行われるなど大切にされている。 |
主要諸元 |
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全長 | 20.28m |
全幅 | 2.936m |
全高 | 3.945m |
運転整備重量 | 115.5t |
動輪直径 | 1750mm |
最高速度 | 時速100km |
最大出力 | 1,290ps |
ボイラー圧力 | 16kg/cm2 |