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七尾鉄道発祥の地

七尾鉄道発祥の地
C56 123の第2動輪
石川県 七尾市 矢田新町
北緯37度02分54秒 東経136度58分40秒
2022年


七尾鉄道株式会社線は明治31年4月24日、矢田新駅から津幡駅に向けて開業した。

矢田新駅は明治31年の開業当時は貨物扱いのみの駅であったが、明治37年11月に七尾港も整備され奥能登各地区からの船便連絡のため、旅客扱いも行うことになり、明治38年4月からは全列車が金沢への直通運転を開始した。

その後、昭和4年12月、七尾線が能登中島駅まで延伸され水陸連絡の必要がなくなるまでの間、能登地域の玄関口としての役割を果たした。

その後も長い間、貨物専用駅として地域の貨物輸送の拠点として賑わっていた。

しかしながら、貨物輸送体制の変化に伴い、昭和59年1月その使命を終え86年の歴史に幕を閉じた。

平成10年4月24日、七尾線開業100周年にあたり、七尾鉄道発祥の地を設置した。


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