スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 D52 136

高沢公園
静岡県 沼津市 高沢町
北緯35度06分20秒 東経138度51分19秒
2009年

D52形式機関車は、第二次世界大戦中の昭和19年に国鉄の輸送状況に応じて、戦時機関車として物資不足の中で設計・製造され、当時の蒸気機関車では日本最大級であった。

展示されている蒸気機関車は、完成直後には稲沢機関区に配属され、東海道線の旅客・貨物列車を牽引し、戦時下の猛空襲の中を黒煙を吐き堂々と運行していた。

戦後、電化が進むとともに姫路機関区に移り、岡山周辺の旅客・貨物列車の牽引用として活躍したが、東海道線全線電化により、北海道の五稜郭機関区に送られ函館〜長万部の旅客・貨物列車と五稜郭〜室蘭間の貨物列車の牽引に従事した。

昭和48年に北海道の電化・ディーゼル化が進み廃車となり、29年間にわたる現役生活に幕を閉じた。

主要緒元
製造 昭和19年8月31日
製造所 汽車製造株式会社
形式 D52
車種 1D1テンダー
長さ 21.105m
2.910m
高さ 3.982m
重さ 136.89t
総走行距離 2,183,422km


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