スポッターズ的ひこうき写真館 蒸気機関車
機関車 49671
展示されている9600形蒸気機関車は、国産として大正2年に1号機が誕生して以来、14年間に770両が製造され、日本各地を走り回った大正時代の代表的な蒸気機関車のひとつである。 太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿は「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれてきた。 49671号車は、大正9年に製造され、昭和51年までの57年間、北海道の各線を急行列車や貨物列車を牽引して256万kmを走り、勤めを果たしたものである。 その後、井頭公園で静態保存されていたものを、真岡市が譲り受け圧縮空気を動力源として走行できるように改修された。
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