スポッターズ的ひこうき写真館                                            蒸気機関車


機関車 49671

県営井の頭公園 2009年

移設

SLキューロク館
栃木県 真岡市 台町 2474-6(真岡駅前)
北緯36度26分19秒 東経140度00分10秒
2015年

展示されている9600形蒸気機関車は、国産として大正2年に1号機が誕生して以来、14年間に770両が製造され、日本各地を走り回った大正時代の代表的な蒸気機関車のひとつである。

太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿は「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれてきた。

49671号車は、大正9年に製造され、昭和51年までの57年間、北海道の各線を急行列車や貨物列車を牽引して256万kmを走り、勤めを果たしたものである。

その後、井頭公園で静態保存されていたものを、真岡市が譲り受け圧縮空気を動力源として走行できるように改修された。



主要諸元
製造 大正9年10月30日
製造所 川崎造船所
全長 16.563m
3.000m
高さ 3.813m
重量(運転整備) 94.85t
水の量 13m3
石炭の量 6t
主な運転路線 函館本線
室蘭本線
宗谷本線
石北本線
根室本線
留萌本線
廃車 昭和51年3月
総走行距離 256万km


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