C58型蒸気機関車は1938年〜1947年の10年間に427両製造された客貨両用の機関車で全国各地のローカル線の花形として大活躍した。
C58 239機関車は1940年6月に川崎車両株式会社で製造されたもので1943年5月に宮古機関区に配属され、1970年3月盛岡機関区に配属替えとなるまで山田線で活躍していた。
製造されてから用途廃止にされる1972年5月までの走行距離は1,779,570kmである。
1970年2月28日宮古駅発11時47分、盛岡駅着15時30分の「山田線、さようなら」貨物列車の前頭機関車として運転された。
1973年5月1日からこの場所に保存展示されている。
主要諸元 |
重量 |
機関車(運転整備時) |
58.7t |
炭水車(運転整備時) |
41.5t |
長さ |
18.275m |
高さ |
3.9m |
幅 |
2.936m |
最高速度 |
85km/h |
水槽容量 |
17m3 |
燃料搭載量(石炭) |
6t |
蒸気圧力 |
16kg/cm2 |
直径動輪 |
1.52m |
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