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戦争博物館



海防艦「志賀」の艦首
2024.09.23  戦争博物館

栃木県 那須郡 那須町 高久乙 2725
北緯37度03分39秒 東経140度00分46秒

海防艦「志賀」は、戦艦大和が沖縄に向かって出撃する時に、敵潜水艦を制圧しつつ、その先導役を務めた。

戦艦大和の最期を見届けたのも海防艦「志賀」である。

終戦期は、アメリカの連絡船となり活躍した。

日本に返還されてからは、海上保安庁所属の船となり、船名も「こじま」と変わった。

台風の定点観測船やソビエト、北朝鮮からの引き上げ船としても活躍した。

最後は練習船となり海の男を育てた。

引退後は千葉市の海洋公民館として市民に親しまれていたが、平成10年に解体された。

戦中戦後を通して波乱万丈な運命を送った海防艦「志賀」を語り継ぐため、船首が展示されている。


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