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第五福竜丸展示館

第五福竜丸展示館
東京都 江東区 夢の島 2-1-1
北緯35度39分05秒 東経139度49分35秒
2024年



木造のマグロ漁船「第五福竜丸」およびその付属品や関係資料が展示されている。

「第五福竜丸」は昭和29年3月1日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験により被害を受けた。

木造での近海漁業は、現在でも行われているが、当時は木造船で遠くの海まで魚を求めていた。

「第五福竜丸」は昭和22年に和歌山県で建造され、はじめはカツオ漁船として活躍し、後にマグロ漁船に改造され遠洋漁業に従事した。

水爆実験での被爆後は、練習船に改造されて東京水産大学で使用されていたが、昭和42年に廃船になった。

第五福竜丸のエンジン

第五福竜丸は昭和42年に廃船になったが、エンジンは個人に買い取られ貨物船「第三千代川丸」に取り付けられた。

その後、同船は昭和43年7月に三重県熊野灘沖で座礁・沈没し、エンジンも海中に没した。

平成8年12月に28年ぶりに海中から引き揚げられ、この地に展示されている。


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