スポッターズ的ひこうき写真館                                              砲弾など


砲弾

楢本神社
愛媛県 西条市 大町 1138
北緯33度54分11秒 東経133度11分20秒
2024年

展示されている砲弾(大きい方)は大東亜戦争の連合艦隊旗艦戦艦大和の主砲用として使用されたものである。

当時においては世界に比を見ない大きさのものだった。

この砲弾を発射し得る大砲、遠距離に飛ばす火薬、これを命中させる指揮装置、砲弾自体に装甲板を貫く形状と材質を備えている。

旧日本海軍が到達した用兵技術の極致がこの一発の砲弾に示されている。

展示されている砲弾(小さい方)は明治38年5月27日、日本海海戦において、連合艦隊旗艦として東郷平八郎海軍大将が坐乗され、ロシアのバルチック艦隊を撃滅して世界戦史に赫々たる偉功を奏した戦艦三笠に装備されていたものである。

戦艦三笠は大正15年老朽化により廃艦となった。


トップへ  戻る