スポッターズ的ひこうき写真館                                               銃器類


陸上自衛隊装備 土浦駐屯地 雄翔館 ゲーベル銃

ゲーベル銃 2008年
2024年

1670年にフランスで開発され、その後オランダが歩兵銃として制式採用した。

敵の密集兵団の中に打ち込んで、混乱させることを目的としていたため、命中精度は低い。

構造が簡易で大量生産が可能のため、広く世に出回っていた。

幕末に多く輸入されたが1864年頃には江州国友や佐賀・鹿児島の諸藩で模倣されたが口径や寸法がまちまちであった。

本来、ゲーベルとはオランダ語で小銃を意味する単語であったが、日本人の体格にあわせて短く切ったものをあわせて、わが国では名詞として使用され、この時代の洋式銃は全てゲーベル銃と呼ばれていた。

欧米では、ライフリングが刻まれ、ミニエー銃に改修された。


主要諸元
口径 18mm
全長 1,500mm
銃身長 1,060mm
発射方式 前装・管打式
ライフリング 滑空式の為なし
生産国 オランダ


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JGSDF Japan Ground Self Defense Force CAMP TSUCHIURA