スポッターズ的ひこうき写真館                                               飛行機


旧日本海軍 桜花 09

神栖市中央公園
茨城県 神栖市 木崎 1203-9
北緯35度53分49秒 東経140度38分54秒
2024年

映画「サクラ花〜桜花 最期の特攻〜」と桜花

映画「サクラ花」(2015年)は、太平洋戦争後期、海軍神之池基地(神栖市・鹿嶋市)内閣中央航空研究所鹿島実験場(神栖市)で操縦訓練が行われていた特攻機 桜花を題材にした作品である。

映画の撮影は、神栖市、鹿嶋市、水戸市、行方市、阿見町など主に茨城県内にて行われた。

展示されている桜花のレプリカは、撮影で使用されたのち、神栖市へ寄贈され、内閣中央航空研究所鹿島実験場跡地(のちに土木研究所鹿島試験所跡地)である神栖中央公園にて保存展示されている。

作品では、沖縄戦線に向かう機中の人間模様を通して戦争の悲惨さ、残酷さ、そして平和、命の尊さなどを訴えており、現在の平和の象徴として神栖中央公園の風景が登場している。

桜花11型
離着陸用の車輪やエンジンを装備せず、母機となる一式陸上攻撃機に吊られて出撃し、敵艦船近くで切り離されロケットエンジンに着火し体当たりする特殊攻撃機である。

機体前部に約1.2tの爆弾を搭載していた。


主要諸元
全長 約6m
全幅 約5m
総重量 約2.1t
(機体本体は約440kg)


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IJN Imperial Japanese Navy