スポッターズ的ひこうき写真館 軍用機
アメリカ海兵隊 KC-130F/R/J ハーキュリーズ
KC-130Jは、アメリカ海兵隊およびアメリカ海軍が運用する固定翼機やヘリコプターへの空中給油を主任務とする。 カーゴルームに6,800リットルの燃料タンクを搭載し、給油時は主翼下のホース・ドロークユニットからホースを伸ばして受油機のプローブがコネクトする。 ドロークはヘリコプター用の低速用と戦闘機の給油に使う高速用があり、ドロークの交換は地上でしか交換できない。 MEUの作戦時は部隊に組み込まれ輸送ヘリコプターや攻撃機の給油を担当する。 F型とR型では搭載エンジンが異なる。 また、機内カーゴスペースに収容された燃料タンクを下ろすことで、輸送任務にも使える。 普天間基地のMAG-36には、恒久的にVMGR-152のKC-130Jが約9機配備されている。 長年VMGR-152は、旧式のKC-130FとKC-130Rを運用し続けてきたが、2009年に新型のKC-130Jへ機種変更が完了した。 なお、空軍型のC-130Hとほぼ同じ仕様のKC-130Tもアメリカ本土の部隊ではまだ運用しており、在日米軍基地に飛来することがある。
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