スポッターズ的ひこうき写真館                                               軍用機


アメリカ空軍 C-141B/C 戦略輸送機 スターリフター

C-141B

50240
C-141C
50225

ロッキード・マーチンC-141はアメリカ空軍だけが運用している長距離輸送機である。
1963年12月17日に初飛行し、初期型のC-141Aは1964年から配備が始まった。

1970年代後半から、空軍の輸送力を増強する目的でC-141の胴体をストレッチ(延長)することになり、同時に空中給油受油装置などを取り付けたC-141Bが誕生した。

その後、空軍で使用されるC-141は、一部の機体を除き、すべてC-141Bとなった。
C-141Bは、C-141Aより全長が約6mも長く、貨物室の容積が33%大きいのが特徴。

また、現在は機体の運用寿命を延長し、コクピットのデジタル化を図ったC-141Cの導入が行われたが、最後まで運用していた部隊(オハイオ州ライトパターソン空軍基地の第445空輸団)も2006年4月7日にて最後のフライトを終えた。

1964年にベトナムにて実戦配備が開始されて以来、アメリカ空軍の空輸戦力として40年以上に渡る活躍を終えた。


トップへ  戻る


USAF United States Air Force Lockheed C-141 Star Lifter