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Tu-204

ロシアのツポレフ設計局が開発した次世代の双発旅客機である。

IL-62の後継機として開発された単通路の双発機で、PS-90ATエンジンを装備した試作機が1989年1月2日に初飛行している。

フライバイワイヤの採用をはじめ、従来の旧ソ連機とは一線を画する新技術が盛り込まれている。

試作4号機はRB211-535E4エンジンを装備して完成し、1992年8月14日に初飛行している。

量産型としては、PS-90装備の標準型Tu-204(1996年2月23日就航)、その純貨物型Tu-204C、航続距離延長型Tu-204-100、その純貨物型Tu-204C-100、RB211装備型Tu-204-120、PS-90装備の胴体延長型Tu-204-500(2011年現在、開発中)があり、またTu-204-100の重量増加型Tu-214(旧称Tu-204-200)も作られている。

Tu-214は1996年3月21日に試作機が初飛行し、2001年5月から商業運航を開始した。

Tu204-100の胴体を約6m短縮したのがTu-234(旧称Tu-204-300)で、2000年7月8日に初飛行し、2005年5月20日から引き渡しが開始されている。

 ウラジオストク航空


主要諸元
全幅 41.80m
全長 46.22m
全高 13.88m
主翼面積 184.2m
最大座席数 214席
最大離陸重量 93.5t
機体重量 56,500kg
航続距離 4,300km
巡航速度 850km/h
乗員 2名
初飛行 1989年1月


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