スポッターズ的ひこうき写真館 飛行機
サベナベルギー航空 設立は1923年
実はこの会社、78年間の歴史の中で黒字だったのは僅かに1年の放漫経営を繰り返していた。 慢性的な赤字体質であったが、同時多発テロが追い討ちをかけ2001年11月に倒産した。 サベナ・ベルギー航空の東京〜ブリュッセル線が2001年10月7日東京発のSN208便をもって廃止された。 欧州の国営、旧国営航空の破産はこれが初めてであった。 経営再建を図っていたサベナ・ベルギー航空は、当初、東京線についてはサマースケジュールが終了する2001年10月28日を最終便として廃止する意向を明らかにしていた。 しかし、2001年10月3日に申請した会社更生法適用申請が受理され、再建計画が動き出したことから、その一環として計画より早く廃止となった。 サベナ・ベルギー航空は1969年に南回りで東京線を開設、1993年には全便ノンストップ運航となっていたが、今回の廃止で、30年以上にわたる日本路線に終止符が打たれるとともに、同社のアジア極東路線全体にも終止符が打たれることとなった。
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