要人特別機　サウジアラビア　2002年

GULFSTREAM　IV

HZ-MFL

２００２年１月２１日～２２日にかけて、「アフガニスタン復興支援国際会議」が東京で開催され、この会議に関連して飛来した特別機である。

出発時のコールサインは、「Saudia　7488」であった。

この会議に付随して、飛来した要人特別機はアメリカとサウジアラビアのみで、出席国が多かった割には寂しい陣容であった。
やはり外務大臣クラスが特別機を用いることは少ないようである。

余談となるが、「アフガニスタン復興支援国際会議」の概要について以下に示す。

○目的
アフガニスタン復興に貢献し、同国の和平と安定を支えるというメッセージを、幅広い地域から参加する国々がハイレベルで送る。

現在、世銀、UNDP、アジア開発銀行が実施している復興に関する需要調査に基づいて、復興に対する具体的な貢献を打ち出す。

なお、調査が完了していないことを前提として、世銀は重要分野として、保健、教育、道路、エネルギー、地雷、農業、雇用等を挙げていた。

○招待国・国際機関等リスト
・共同議長：日本、アメリカ、ＥＵ、サウジアラビア

・招待国（５８ヶ国）オーストラリア、オーストリア、バーレーン、バングラデシュ、ベルギー、ブラジル、ブルネイ、ブルガリア、カナダ、中国、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、インド、インドネシア、イラン、アイルランド、イタリア、カザフスタン、クウェート、キルギス、ルクセンブルク、マレイシア、メキシコ、モロッコ、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、ノールウェー、オマーン、パキスタン、フィリピン、ポルトガル、ポーランド、カタール、ルーマニア、韓国、ロシア、シンガポール、スロヴェニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、タジキスタン、タイ、チュニジア、トルクメニスタン、トルコ、イギリス、UAE、ウズベキスタン、ベトナム

・国際機関（１４機関）
国連及び国連専門機関（UNDP、UNHCR、UNESCO、UNICEF、UNDCP、UNFPA、UN-Habitat、WFP／FAO）、世界銀行、アジア開発銀行（ADB）、イスラム開発銀行（IsDB）、国際通貨基金（IMF）、イスラム会議機構（OIC）、国際移住機関（IOM）

・アフガニスタン暫定行政機構関係者
カルザイ議長、アルサラ副議長兼財務相、アブドッラー外相他