千葉県 干潟駅周辺 北緯35度43分31秒 東経140度37分11秒 |
掩体壕は、敵襲が予想された時、航空機を退避させるためのコンクリート製格納庫で、規模は幅29m、奥行14m、高さ7mである。 造成方法は、盛土した小山の上を筵(むしろ)で覆い、その上に鉄筋を組み、コンクリートを流し、硬化した後に下の土を取り去り、上面を土で覆った。 昭和12年、日中戦争が始まり、翌13年には旧・共和村鎌数に香取海軍航空基地が建設されることが決定した。 昭和15年より工事が着工され、並行して掩体壕も25基造成された。 戦後、その多くは取り壊された。 |
IJA | Imperial Japanese Army | Wartime Concrete Aircraft Hangars |