勝沼ぶどう郷駅前 山梨県 甲州市 勝沼町 菱山 3052 北緯35度40分18秒 東経138度44分34秒 |
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EF64形式の電気機関車は、昭和39年に旧日本国有鉄道が勾配線区用に開発した直流電気機関車である。 昭和51年までに基本形(0番台)79両が製造されたのち、昭和55年〜57年に大幅な設計変更を行った改良形(1000番台)が53両つくられた。 後継機関車のEH200形の登場に伴い、平成15年から順次廃車された。 展示されている18号車は昭和41年5月に制作され、主に貨物車を牽引して中央本線などを走っていた。 単線当時の中央本線を知る貴重な機関車である。 その後、南武線、青梅線、篠ノ井線などで活躍した後、平成17年3月に現役を引退した。 甲府市では、大日影トンネルや深沢トンネルなどの鉄道遺産、駅前公園の整備に合わせてモニュメントとして平成18年11月に設置した。 鉄道が葡萄やワイン産業など地域の発展に果たした役割は計り知れない。 勝沼駅を駆け抜けた往年の名機関車はそんな歴史を語りかけてくれている。 |
主要緒元 |
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製造所 | 東京芝浦電気株式会社 |
新製年月 | 1966年5月18日 |
用途廃止 | 2005年3月30日 |
走行距離 | 2,813,892.8km |
移動歴 |
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1966年 5月19日 | 甲府機関区 |
1983年 3月17日 | 立川機関区 |
1984年 2月 1日 | 八王子機関区 |
1986年11月 2日 | 篠ノ井機関区 |
1995年 4月 1日 | 篠ノ井鉄道総合部 |
2004年 4月 1日 | 塩尻機関区 |