展示されている圧縮空気式機関車は沿層掘進の炭車運搬や排気坑道の諸運搬に使用していたもので、メタンガスに対して安全であるため採用されていた。 1ヶのレシーバーに圧力5〜7瓩の空気を入れて、約400米程度自走できた。 従い、気圧を供給する箇所を多く設ける必要があった。 この他に150〜200気圧の空気を使用するものもあった。 展示品は、上三緒・芳雄の両炭鉱で使用されていたものである。 |
主要緒元 |
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自重 | 2.4屯 |
素引力 | 530瓩 |
速度 | 4粁/時 |
自走距離 | 約400米/回 |