展示されている100形車両は、東京高速鉄道株式会社が渋谷〜新橋間の地下鉄開業に備えて、昭和13年に製作したものである。 昭和16年に営団地下鉄となった後、昭和23年まで銀座線で活躍した。 平成21年2月には経済産業省から「近代化産業遺産」として認定を受けた。 |
・昭和16年以前の銀座線は、2つの会社が運営していた。浅草〜新橋間は東京地下鉄鉄道株式会社が、渋谷〜新橋間は東京鉄道が運営していた。 ・「近代化産業遺産」とは、経済産業省が幕末・明治維新以降、戦前にかけて日本産業の近代化を支えた構造物・機械などを地域活性化に役立つものとして認定し、それらの活用に向けた取り組みを促進する目的で平成19年度から始めた事業である。 |