旧海軍Y2-128/三菱4708 大刀洗平和記念館(福岡県 筑前町) 北緯33度24分44秒 東経130度37分10秒 |
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大刀洗平和記念館は、大刀洗飛行場の敷地跡に2009年10月に開館した。 この地は、かつて陸軍航空部隊の育成を担い、太平洋戦争の末期には特攻出撃基地となった。 展示されている零戦は、主翼端を50cm切り詰めて、角形に成形した「二号零戦」こと零戦32型である。 元アメリカ海軍軍人であるスティーブ・アイケンがマーシャル諸島タロア島で発見してサイパン島に持ち帰り、復元を試みた。 この情報を得た福岡航空宇宙協会はスティーブ・アイケンと交渉を行い、譲渡された機体を福岡港へ運び応急補修を施し、福岡天満宮に展示した。 そして名古屋空港ビルへ移設展示するのを期に中日本航空整備部で本格的な補修・整備が施された。 やがて名古屋空港の閉鎖に伴い、再び福岡に戻り、一時的に個人所有の音楽館で保管された後、大刀洗平和記念館の開館時に寄贈された。 |
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