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アメリカン航空機、住宅街へ墜落

2001年11月12日午前9時17分頃、ニューヨークのJ.F.ケネディ空港から離陸したアメリカン航空機が空港から8kmの距離にあるクイーンズの住宅街へ墜落した。

墜落した航空機は、アメリカン航空587便ニューヨーク発ドミニカ共和国サントドミンゴ行きのA300-600R型機。

事故機には、乗員乗客260人が搭乗していたが、全員の遺体が収容された。
また、墜落現場の住宅街にいた5人の遺体も収容された。

機体の各部分は、航空路に沿ってほぼ一直線上に散乱しており、左右のエンジンは胴体の墜落現場から数百m離れた場所に落下しており両エンジンともほぼ無傷のままだった。

垂直尾翼と方向蛇は、180m離れた海上で見つかった。
アメリカ運輸安全委員会の報告によると、エンジンの初期調査ではエンジン内部に欠陥があったことを示す根拠は発見されなかった。

事故機から発見されたフライトレコーダーからは、離陸から墜落まで2分24秒の記録が
あった。
現在、詳細な解析が急がれているが大まかな状況は把握されている。

離陸開始から1分4秒後に機体ががたがたと揺れ、1分54秒後に機長が前方の航空機が報告した気流の乱れに言及した。

2分1秒後には2度目の揺れが記録され、2分5秒後には副操縦士が「エンジン出力全開(日本語訳)」とコールした。

2分7秒後に機体が操縦不能になったことを示す会話があり、2分24秒後に記録が途絶えた。

なお、アメリカン航空のA300-600R型機の画像はGETできていない。


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