スポッターズ的ひこうき写真館 飛行機
陸上自衛隊 AH-1S、OH-6D空中接触 陸上自衛隊ヘリコプターが訓練中にAH-1SとOH-6Dが空中接触し、OH-6Dが墜落した。 2001年2月14日午後6時17分頃、千葉県市原市の館山自動車道姉崎袖ケ浦インターチェンジ付近で、訓練飛行中だった陸上自衛隊第4対戦車ヘリコプター隊所属のAH-1S(73463)とOH-6D(31260)が空中で接触、OH-6Dは墜落炎上し乗員の高萩泰典2佐と下館哲曹長の2名が死亡した。 墜落を免れたAH-1Sは木更津駐屯地へ帰投したが、機体前部と風防、機首の機銃を損傷した。 陸上自衛隊によると、両機はともに14日タ方から夜間飛行訓練を開始 OH-6Dは午後5時すぎに木更津駐屯地を離陸後、小田原方面を訓練飛行していったん木更津駐屯地に戻り、その後、埼玉県朝霞市方面に飛ぶ予定だった。 しかし実際には小田原方面は霧が降っていたため、離陸直後に計画を変更した。朝霞市方面の訓練を先に行った後、駐屯地に着陸。 その後「千葉県四街道市方面に向かう」との連絡をして離陸。別の訓練を終えて帰投中のAH-1Sと接触した。 事故当時、木更津市付近は晴れており雲高は800m、視程は10km以上あった。 事故翌日の15日には、陸上自衛隊東部方面隊千葉県隊区長の井本敏夫陸将補が沼田武・千葉県知事を訪れ事故を謝罪した。 沼田知事は安全管理の徹底と再発防止に万全を期すよう申し入れた。
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