ゼロ戦を生んだ三菱は、現在も航空機やロケット等の開発・生産を継続しており、名古屋航空宇宙システム製作所の敷地内に、社史と製品を展示する史料室を設けている。 展示されているゼロ戦52型甲第4708号は、1983年にミクロネシア連邦ヤップ島で発見された残骸を基に、三菱重工社員の手で復元された。 回収された残骸の状態は、決して良好とは言えなかったが、原図の80%程度が保存されており、不足している部材・部品などの製造は、比較的順調に進んだ。 そして1990年に完成し、史料室に収蔵された。 なお展示されている機体は、あくあmで三菱重工の社内資料のため、原則的に一般公開はしてない。 しかしながら、事前に申し込めば、一般人でも見学は可能である。 |