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旧日本陸軍  三式12糎高射砲



三式12糎高射砲
2015.04.29  下志津駐屯地

三式12糎高射砲は、太平洋戦争中の昭和18年(1943年)にアメリカのB29爆撃機に対抗するために高度10,000mまで届く高射砲として量産化され約120門製造された。

この高射砲は、当時陸軍の対空兵器として多大の期待がかけられ、試作から量産までを担当した日本製鋼所の功績は高く評価された。

その後、この高射砲の出現によりB29爆撃機が更に高高度を飛行するようになり、陸軍はそれに対抗して15cm高射砲の開発に着手することになった。

展示されている砲身は2008年1月横浜市の子安台公園で横浜環状北線の土壌調査中に出土したものであり、現存する唯一の砲身である。


主要緒元
口径 120mm
砲身長 6,710mm
(56口径)
初速 853m/s
最大射程 20,500m
最大射高 14,000m
重量 19.8t


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