昭和鉄道高校付属資料館 東京都 豊島区 池袋本町 北緯35度44分27秒 東経139度42分34秒 |
2015年 |
西武鉄道3号機関車 1891年(明治24年)イギリスのダブス社で製造されたタンク蒸気機関車であり、車輪配置は1B1型となっている。 大阪鉄道が輸入し、1900年(明治33年)大阪鉄道が関西鉄道に吸収されたため関西鉄道に移り「駒月」の形式名で活躍した。 1907年(明治40年)関西鉄道が国有化され、形式220と改称、活躍の場が神戸付近に移った。 1917年(大正6年)に廃車 その後、多摩湖鉄道(のちに西武鉄道に併合)に譲渡され、A1の番号をつけて使用されていたが、晩年は埼玉県にあった日本ニッケル鉄道でも走り、1965年(昭和40年)に再び廃車となった。 1967年(昭和42年)に西武鉄道から寄贈され、この展示場所が安住の地となった。 機関車重量25.14t、動輪直径1,219mmの小さな車体であるが、日本の鉄道の歴史を物語る極めて貴重な蒸気機関車である。 |