駆逐艦「雪風」の錨 | 江田島 |
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駆逐艦「雪風」は日本海軍の陽炎型駆逐艦18隻中の1隻で、昭和15年1月に佐世保海軍工廠で完成した。 太平洋戦争では戦史に残る主要な海戦には全て参加、沖縄特攻にも戦艦大和と共に行動したが、無傷で生還した。 戦後、連合軍に接収され、当時の中華民国海軍に引き渡された。 軍艦「丹陽」と改名した雪風は同海軍の旗艦として活躍していたが、昭和44年台風で船底が破損したため解体された。 展示されている錨は雪風の記念品として昭和46年10月22日、中国政府から雪風保存会に贈られ、同会から海上自衛隊に寄贈されたものである。 |
IJN | Imperial Japanese Navy |