四国鉄道発祥の地 JR多度津駅前 北緯34度16分21秒 東経133度45分27秒 |
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四国鉄道発祥の地 明治22年5月23日讃岐鉄道株式会社が多度津を起点に丸亀〜琴平間(15.5km)で営業を始めたのが四国旅客鉄道の始まりであった。 その頃の多度津駅は、現在よりも西に約1km(仲多度郡多度津町大通り、JR多度津工場の西側)に所在した。 その後、大正2年12月には、多度津駅を予讃線と土讃線の分岐駅として現在の位置に新築移転された。 当時の多度津は、讃岐随一の交通文化の中心地として栄え、大正2年には文豪 志賀直哉の小説「暗夜行路」の主人公 謙作も、尾道から船で多度津に上陸、ここから汽車にのって金刀比羅参りをしている。 展示されている車輪は、昭和10年から42年頃まで四国の山野を駆け巡った、8620型蒸気機関車の動輪である。 鉄道開業80周年に際して、発祥の地(旧多度津駅跡)に建立したものを、100周年を記念してこの場所に移転された。 |