事件事故 2014　航空自衛隊ブルーインパルスが空中接触

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航空自衛隊ブルーインパルスが空中接触

２０１４年１月２９日、松島基地を離陸して洋上で編隊飛行訓練を行っていた第１１飛行隊（愛称；ブルーインパルス）所属のT-4練習機２機が空中で接触した。

事故が発生した地点は松島基地の南東４５kmの洋上で、午前１１時２４分頃に訓練飛行中のブルーインパルス１番機と２番機が空中で接触し、松島基地に緊急着陸した。

損傷程度は１番機が機首部分の凹み及びピトー管の一部欠損、２番機が左水平安定板の一部欠損であった。

事故は新課目の研究飛行を行った際に発生したもので、新たな課目の実施にあたり、潜在的な危険性にかかわる事前検討が不充分であったことなどが指摘されていた状態で、４機編隊による研究飛行を行ったことが事故の発生に至ったと航空幕僚監部では推定している。

再発防止策として新課目の研究飛行にあたっては、充分な事前検討を行い、安全かつ確実な実施計画を策定した上で実施するなどの対策をまとめた。