日和山公園 山形県 酒田市 南新町 1-127番外 北緯38度55分10秒 東経139度49分41秒 |
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川村瑞賢により西廻り航路が開発された寛文12年(1672年)から、出羽の国の幕末米を酒田港から江戸に回漕するために活躍したのが千石船である。 江戸時代、日本海沿岸の廻航船を北前船または弁才船と呼んだが、千石船は文字通り米を千石(約250トン)積めるという意味で荒波に耐えるためドングリ型となっている。 当時の酒田港には、横帆1枚、十数人の乗組員で、西廻り航路八百里の荒波を往来した千石船などが、毎日数多く入港して賑わいを極めた。 展示されているのは、原型のおよそ二分の一であるが、現存する模型では日本国内最大のものである。 |