冬鳥越スキー ガーデン 新潟県 加茂市 大字長谷 186-7 北緯37度38分33秒 東経139度07分02秒 |
2019年 |
展示されている車両は、昭和5年に名古屋の日本車両、電気機械は東洋電機で製造され、同年、蒲原鉄道村松〜加茂間の開通に合わせて購入された。 当時の日本はまだ鉄道技術が未熟で、電気部品はアメリカの上スティングハウス社、車体はボールドウィン社のライセンス生産であった。 凸型のかたちと、左右非対称で片側に寄ったボンネット、その先に付いている社紋のプレート、おでこの丸いヘッドライトが特徴である。 ED1のモーターは56.4kwが4基と旅客用電車の2倍の力を持ち、村松産の鉱物や森林資源、七谷産の米など様々な貨物の輸送に大活躍した。 昭和50年代に国鉄が貨物の取り扱いを停止してからは、保線などの工事や冬季間はラッセル用の「スノープラウ」を取り付けて線路の除雪にあたった。 平成11年に鉄道が廃線となるまでの約70年間、現役で働き続け、地域に貢献してきた。 |