スポッターズ的ひこうき写真館 軍用車輌
陸上自衛隊 16式機動戦闘車 機動戦闘車は島嶼部に対する侵略や突発的に発生するゲリラコマンドによる攻撃といった事態に対して、機動的に対処することを目的に開発された。
戦車は重量が重く、また戦場までは特大型運搬車や特大型セミトレーラーなどに搭載して移動することを前提としており、機動展開力はそれほど高くはない。 一方、機動戦闘車は最大時速100kmと戦車に比べて高速で、しかも一般の車両と同様に道路を自走して長距離移動することもできる。 また、C-2輸送機での空輸も可能とされており、島嶼部への侵略などに対する対応能力も高い。 主武装は74式戦車と同じ105mmライフル方が採用されており、装輪式車両が105mmライフル砲の発射の反動を受け止めるのは容易なことではないが、技術研究本部によれば、これまでに培ったサスペンション技術のブラッシュアップによって、これを可能にしたとのことである。 機動戦闘車には普通科部隊の火力支援のほか、就役から四半世紀以上が経過した87式偵察警戒車の後継車としての活用も期待されている。
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