瀬戸市民公園 愛知県 瀬戸市 上本町1番地 北緯35度14分19秒 東経137度05分07秒 |
展示されている車両は、瀬戸線専属の電気機関車である。 旅客輸送とともに、陶器や石炭、砂利その他の生活物資を運ぶ「せとでん」の主役として活躍した。 当時は、電気機関車の国産化が始まったばかりで、技術史的にも貴重な機関車である。 1日約800トンの貨物輸送をこなし、沿線産業の発展を支え、第二次世界大戦中の酷使にも耐えた。 輸送の最盛期であった昭和38年には、1日950トンもの貨物を運ぶため、「デキ201」とともに尾張瀬戸〜大曽根間を毎日7往復以上運行した。 51年間での走行距離は約150万キロで、昭和53年3月に廃車となった。 |
主要諸元 |
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製造所 | 日本車輛製造 | |
製造日 | 昭和2年5月 | |
最大寸法 | 長 | 10,180mm |
幅 | 2,530mm | |
高 | 4015mm | |
自重 | 30.48トン | |
台車型式 | 日車固定枕式 | |
モーター型式 | MB-146A | |
制御方式 | HL-MV-11-141 | |
ブレーキ方式 | AMF自動ブレーキ | |
最大牽引数 | 18両(10トン車換算) |