スポッターズ的ひこうき写真館                                                鉄道


下津井電鉄 ホハフ2

ドライブイン プラザ備前長船
岡山県 瀬戸内市 長船町 長船 1133
北緯34度43分33秒 東経134度06分17秒

開業に際して用意された木造ボギー客車で、オープンデッキが特徴的で典型的な軽便鉄道用客車である。

1960年代までには同系車8両全てが廃車となった。


主要諸元
製造 1912年〜1913年

〇下津井軽便鉄道の歴史

本土と四国の連絡は、江戸時代の昔から明治42年国鉄宇野線(岡山-宇野-高松)が開通するまで、下津井-丸亀、田の口-坂出が主要ルートであった。

宇野線の開通により、児島と西讃地方との繁栄維持のため大正2年に開通されたのが下津井軽便鉄道(味野町-茶屋町)であった。

蒸気機関車から内燃気動車に、さらに電車へと変遷をたどりつつ昭和47年、茶屋町-児島間、14.5kmが廃止され、平成2年12月、児島-下津井間、6.5kmも廃止され、その歴史に幕を閉じた。

永い間、多くの人達に親しまれて、その使命も終えた。

この場所に展示されている蒸気時代の木造客車、貨車に内燃時代の鋼鉄車輌に昔をしのび歴史の流れを感じることができる。


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