スポッターズ的ひこうき写真館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鉄道


鉄道記念物　木曽森林鉄道

川上村には昭和２０年まで奥山の国有林材搬出が目的で中央線坂下駅より、この夕森公園（丸野駅）を終点として、延長約十kmを蒸気機関車が石炭を焚き黒煙を吐きながら走り、奥屋駅までは客車が運転され、当時唯一の交通機関として軽便鉄道を利用していた。 その後、展示されているディール機関車と同じ型のものが木材運搬のために活躍していたが、道路の整備、交通機関の発達とともに昭和３０年に廃止された。 この森林鉄道は昭和５０年に川上村が教材用および観光用として長野営林局上松運輸営林署より買い受け夕森公園に設置したものを平成５年度に旧橋台を利用しこの地へ移設したものである。

トップへ　　戻る