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最新鋭の戦闘機・攻撃機 中国 殱轟7(JH-7) 西安 1988年に機体計画が公表された双発・複座の全天候型爆撃機で、肩翼配置のデルタ主翼と全遊動式水平安定板を組み合わせ、機首に本格的な火器官制レーダーを備えるとともに、空気取り入れ口を胴体側面に配置した、完全な中国独自設計機である。 人民開放空軍と海軍の双方が装備する計画だったが、空軍への装備は先送りされて、とりあえず海軍向けとして開発された。 試作機の初飛行は1988年12月14日で、開発作業中に海軍でも装備計画の順位が下げられたことから、部隊配備が開始されたのは1998年と見られている。 現在の生産型は発展型のJH-7Aで、主翼下ステーションの増設や、JL-10Aパルス・ドップラー・レーダーの装備、ヘルメット装着式照準器の使用能力などが追加され、またフライ・バイ・ワイヤ操縦装置もデジタル化されている。 中国ではこの機体の輸出も目論んでいて、JH-7にはFBC-1フライング・レオパルド、JH-7AにはFBC-1Mフライング・レオパルドUの名称が付けられているが、まだ採用した国はない。
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