スポッターズ的ひこうき写真館                                               飛行機


最新鋭の戦闘機・攻撃機 ロシア Su-22 フィッター

スホーイSu-7B フィッターA戦闘機をベースに、主翼を可変後退翼にした試作機がS-22Iで、1966年8月2日に初飛行した。

可変後退翼の採用で航続性能が改善され、また離着陸距離も短くなるなど多くの改善が見られたためSu-17 フィッターCとして量産され、1970年からソ連空軍への引渡しが開始されたと見られている。

量産型はSu-17Mと呼ばれ、その輸出型がSu-20 フィッターCである。

Su-17の航法/攻撃システムを近代化した改良型がSu-17M-2 フィッターJで、1973年12月に初飛行した。

その輸出型が、Su-22 フィッターFである。

Su-17では複座訓練型も作られていたが、その機体構造を活用して後席をつぶし、そこに新しい電子機器を搭載したのがSu-17M-3 フィッターHで、そのエンジンをR-29にした輸出型がSu-22M フィッターJである。

さらに新しいレーザー測距装置、TV型表示装置などを追加したタイプがSu-17M-4 フィッターKで、Su-22M-4Kとして輸出も行われた。


主要緒元(Su-22M-4K)
全幅 後退翼30度;13.68m
後退翼63度;10.03m
全長 17.34m
機首プローブ含む
全高 5.13m
主翼面積 後退翼30度;38.4m
後退翼63度;34.5m
空虚重量 10,400kg
最大離陸重量 19,400kg
エンジン リューリカAL-21F-3×1
最大速度 マッハ 1.9
海面上昇率 13,800m/min
実用上昇限度 15,400m
戦闘行動半径 380nm
乗員 1名
主な運用国 アンゴラ
イエメン
シリア
ベトナム
ポーランド


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SUKHOI Su-22 FITTER