スポッターズ的ひこうき写真館 艦船
海上自衛隊 護衛艦 あやなみ型
「はるかぜ」型の実績をもとに建造された第1次防衛力整備計画による主力護衛艦である。 対潜能力に重点を置いたDDKで船形は海上自衛隊初の長船首楼型を採用した。 これにより艦内スペースの拡大のほか、凌波性、耐波性、復原性能も向上している。 強度構造連続のため長船首楼の後端は13度の傾斜で上甲板に結ばれ、これを通称「オランダ坂」と呼ばれている。 この通称は「あやなみ」を建造した三菱造船長崎造船所(現・三菱重工長崎造船所)がある「坂のまち」長崎の観光名所にちなんだ命名らしい。 兵装としてMk.33 50口径76mm連装速射砲や4連装魚雷発射管を装備するなど、アメリカ海軍が戦後に開発した比較的新しい艦載兵装が搭載された。
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