旭伸航空

設立；１９６８年３月１５日　　新潟⇔佐渡　を運航していたが、２００８年９月に運航を終えた。

機体には「トキ」をあしらったデザインが施されている。

愛称は「TOKI夢ライン」

旭伸航空の前身は１９６８年に設立された国内産業航空であるが、１９７１年に現在の社名である旭伸航空へ変更した。

同社は新潟空港をべースに不定期便運航や航空機使用事業を行ってきたが、１９９４年に親会社が地元のマルゴ味噌株式会社に代わるとコミューター・エアラインヘの関心を高めていった。

その後、新潟⇔佐渡線を運航していた新中央航空が、ジェットフォイルやフェリーとの競争に敗れ撤退、この路線を引き継ぐ形で、１９９６年４月から旭伸航空が就航し、念願の定期運航を行うコミューターエアラインとなった。

現在も海上交通との競争は続いているが、同社の路線は佐渡と本土を結ぶ生活ネットワークの一部としてのコミューターエアラインをコンセプトにしている感が強く、佐渡への生活、観光の足として活躍していた。

だが、佐渡～新潟には高速運行が売り物のジェットフォイルや大量輸送に適した大型カーフェリーが就航しアクセスが確立されていた為に空路のメリットが少なかった。

また、佐渡空港には公共の交通機関がなく、利便性が確保されていなかったこともあり利用者は伸び悩み、運航停止に至った。

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