前浜掩体群 5号掩体 北緯33度32分34秒 東経133度39分44秒 |
2008年 | ||
2023年 | |||
保存されている掩体は、旧高知海軍航空隊所属の飛行機を攻撃から守るための格納庫である。 昭和16年から20年の終戦直前まで飛行場からの誘導線に沿って、鉄筋コンクリートのものが9基造られ、現在では7基が残っている。 高知海軍航空隊(高知空港の前身)は、旧三島村の大部分を占有して昭和18年に造成された。 予科練(飛行予科練習生)卒業者のうち、偵察搭乗員の実技教育をする飛練(飛行術偵察専修練習生)の本科の練習航空隊であった。 その練習生が通称「白菊」である。 昭和20年5月から「白菊」に爆弾を2個のせて、「神風特別攻撃隊菊水部隊白菊隊」として沖縄へ出撃した。 |
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