南部観光総合案内センター 沖縄県 南城市 玉城 字糸数 667-1 北緯26度09分17秒 東経127度45分51秒 |
2022年 | ||
展示されているのは、1945年3月に旧日本陸軍独立重砲兵第百大隊が布陣した際に配置された二門のうちの一門で、南城市大里地内の壕跡における遺骨収集作業の際に発見されたものである。 いわゆるクチャの丘陵を水平に掘り込んで形成された壕の入り口付近で発見されており、沖縄戦で壕が崩壊した際に、その土をそのまま被った状態であった為、比較的保存状態が良く、ほぼ完全形で掘り出すことができた。 引き上げは平成15年2月7日に行われ、同年8月8日から大里農村環境改善センター屋外に展示された。 その後、平成28年3月にアブラチラガマを含めた平和教育の資料としての活用を目的に南部観光総合案内センターへ移設された。 |