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陸上自衛隊 KAL-2 JG-0001

KAL-2

JG-0001
2002年
2010年
2013年
2019年

戦前、戦中の大航空機メーカー、川崎航空機の岐阜工場で組み立てられた戦後初の本格的国産機、「KAL-T」を改良した連絡機で、1954年11月に初飛行した。

全金属製の機体に前輪式引込脚をそなえた、近代的な飛行機だった。

防衛庁の連絡機採用に応じて製作されたが、審査で「ビーチクラフトT-34メンター」の改造型、「LM-1」に破れたため、2機試作されただけで量産はされなかった。

この試作機は、航空自衛隊と海上自衛隊に1機ずつ所属し、連絡機として使用されていた。

実用的には未完成で、決して成功したとはいえない飛行機だが、後の航空産業の復興に大きな役割を果たした、意義深い機体である。


主要諸元
制作 川崎航空機
用途 連絡機
翼幅 11.92m
全長 8.82m
全高 2.9m
自重 1,225kg
全備重量 1,588kg
最大速度 293km/h
巡航速度 213km/h
航続距離 833km
実用上昇限度 4,500m
乗員 2名
乗客 2〜3名


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JGSDF Japan Ground Self Defense Force JG-0001