スポッターズ的ひこうき写真館 飛行機
陸上自衛隊 L-21 JG-2032
1930年から改良を重ねながら生産されていた実用軽飛行機の傑作、"スーパーカブ"を軍用化して誕生した連絡機で、1951年に初飛行した。
木製羽布張りの主翼と、鋼管溶接羽布張りの胴体をもつシンプルな機体ながら、操縦安定性にすぐれ、取扱いや整備も容易であった。 1953年に日本に保安隊航空が創設されると同時に、アメリカから62機供与され、おもにパイロット養成のための基本操縦訓練機として使用された。 また狭い飛行場でも容易に離着陸できるため、連絡機としても活用された。 1965年には19機が日本赤十字社に払い下げられ、血液の緊急輸送などの赤十字活動で活躍した。
トップへ 陸上自衛隊 L-21へ 博物館展示品へ
|